主な用語集

葬儀の前後に必要となる書類について

●死亡診断書
心肺停止状態になった人に対し、医師が発行する書類のこと。

ある人が死亡をしたという事実を証明するための書類として、役所に死亡届とともに提出をするように定められている。

また葬儀のあとに行う火葬を予約するときにもこの死亡診断書がないと「火葬許可証」や「埋葬許可証」を発行してもらえないため葬儀のための手続きには必ず提出をするようにする。

死亡診断書は1通のみではなく、診断をした医師に依頼をすることで必要な枚数を発行してもらうことも可能。

発行のときには1通につき5000円~1万円程度の費用がかかるのが一般的。

●死体検案書
病気や老衰など亡くなった場合以外のときに死亡診断書の代わりに発行をされる書類。

主に事件や事故など通常の死因ではなく何が直接的な死亡原因になったかがすぐに判明をしないというときに発行をされる。

事故死もしくは変死と思われる場合にはまず警察署に届け出て検死を受けるため、そのあとに検死を担当した医師により死亡診断書の代わりに発行をされる。

お通夜までに使用される言葉

●枕飾り
死亡が確認されてからお通夜が開かれるまでの間に遺体を自宅で保管をするときに枕元に置かれる用具一式のこと。

一般的には小さめの机(正式には白木の箱)を置いて白い布で覆い、上には一輪挿しの花やお香、ろうそく、お供え物をおいておきます。

●死水、湯灌、死装束
お通夜まで自宅に置く死体では、まず「死水(末期の水)」を筆などを使ってそっと口元に含ませます。

死水は血縁の深い順番に行い、そのあとに死体を清めるための「湯灌」を行います。

湯灌は依頼をした葬儀社の方がやってくれるのが通常ですが、形だけでも親族の方も手伝うようにします。

湯灌ではアルコールを使って体全体を丁寧に拭くとともに、最後に腐敗を遅らせるために鼻や耳などの穴に脱脂綿を詰めます。

湯灌が終わったら「死装束」という白木綿の経帷子を左前に合わせて着せて、白の手甲脚絆や白足袋、わら草履などをはかせます。

葬儀の流れの中で使用される言葉

●通夜振る舞い
葬儀の前夜にはお通夜として親近者のみを招いての式が行われますが、そのあとに集まってくださった方に喪主が準備をした食事をふるまいます。

この食事では精進料理やお酒を出すことになっていますが、食事をしながら故人の思い出などを語り合うというのが通例です。

●精進落とし
葬儀のあとには火葬を行い、「骨上げ」という白骨となった故人の遺体を近親者が順番に箸を使って骨箱に入れていきます。

骨上げが終わったあとには喪主の家などに一端引き上げてきますが、このときには体についた穢を落とすという儀礼を行います。

敷地に入る前に塩を体に軽くふりかけてから再び親族が集まったら今度は「精進落とし」として食事をして一緒に葬儀をしてくださった人たちを労う意味での酒宴を行います。