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急な葬儀に慌てないよう知っておきたいマナー

冠婚葬祭行事としては結婚式と葬式の2つが最もメジャーなものとして知られていますが、参列を呼びかけられたときの緊急性ということでいうとこの2つは大きく違います。

仮にどちらかに始めて参列をすることになったとしても、結婚式や披露宴は実際の式までに数ヶ月は余裕があるのが普通であるため、出席を決めてから服装をどうするかやマナーはどんなことがあるかということを誰かに聞いたり自分で調べたりすることができます。

ですが葬式の場合は参列の呼びかけがあった時点でもう翌日~数日あとにはもう出席をしなくてはいけなくなるため、決まってから服装や持ち物の用意をするというのはかなり大変です。

ですので社会人になったタイミングで必ず1着は喪服を自分用に用意しておくようにしておくのがまず最初のマナーとなります。

知り合いや親類に借りるということもできますが、何らかの形で関わりがある相手の場合共通の知人や親類が亡くなったとなるとその人自身も出席する可能性があるため、借りることができなくなることも考えられます。

ほとんどの人はある日突然に葬式の連絡があってそのときに苦労をして喪服を用意して、そのタイミングでようやく自分用のものを購入するというふうにしているようです。

喪服は結婚式や披露宴向けのようにたくさんのデザインやその時期の流行などがあるわけではないので、体型が大きく変わるということでもないかぎり一生使うこともできます。

購入をするならどのタイプの式でも問題ないような無難なものにしておくのがおすすめです。

男性の喪服(喪葬)の基本

まず男性の場合の喪服ですが、こちらの選び方の基本となるのは亡くなった人との関係や親しさの具合です。

例えば自分の親や子供、ごく近い親族が亡くなったという場合であれば本格的な和装も服やモーニングなどを着用することになりますが、会社関係で数人の同僚とともに出席をするという場合にはもっと簡単なブラックスーツくらいで調度良いというふうになります。

男性の正装には「正装」「準礼装」「略礼装」という三段階があり、スーツ専門店などにいくと必ずそれがどれにあたるかということが記載されています。

普通友人や近所の知り合い、会社の同僚など直接的な親族ではない人が亡くなったという葬式に出るなら「略礼装」とされるブラックスーツで十分です。

略礼装として黒スーツを喪服で使用する場合に気をつけたいのが必ず「黒ネクタイ」と「白いワイシャツ」を着用するということです。

リクルートスーツで弔事にも使用できるようにと黒いものを選ぶ人がいますが、その場合には合わせてネクタイとシャツも専用にそろおくようにしましょう。

自分自身が喪主となるような葬儀ではお通夜では略礼装でもよいのですが、本葬儀では正装をするのが正式となります。

洋礼装ならば黒モーニングに黒ネクタイ、シングルのベストと縞柄のズボンとなります。

和装ならば黒羽二重の染抜き五つ紋付きに羽織袴という本格的なものを選んで着用します。

女性の喪服(喪葬)の基本

女性も男性と同じく礼装に「略礼装」「準礼装」「正装」の三段階があり、故人との関わりによって使い分けをしていきます。

遺族となる人や近親者ならば正式礼装にし、友人や知人などといった関係の一般会葬者ならば略礼装で十分です。

女性の遺族の中でも妻の立場として喪主を行う場合には和装喪服として黒無地に染抜き五つ紋のものを着用することが多いようです。

ただ最近では洋装が一般的となってきているので、他の会葬者よりもやや正装となる着方をしておけば問題はありません。

基本的な女性の葬儀における略礼装としては、ジャケットだけでなくブラウスやスカートまで全て黒で統一するのが基本です。

パンツスーツよりもスカートのものが本式ですが、あまり派手なデザインでないなら失礼にはあたりません。

リボンをつけたり派手なフリルのドレスを着るといったことはせず、アクセサリーをつけるにしても真珠だけにとどめ、化粧もできれば薄めにしていきます。

また真夏でも肌を出すことはできるだけ避け、長袖に長めのスカートに黒いストッキングを着用します。

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